QUICPayの基本情報
料金:無料メリット
- 利用店舗が多い
- クレジットカードのポイントやマイルが貯まる
- チャージ不要
デメリット
- キャンペーンがやや少ない
- 居酒屋の導入率がまだまだ低い
11件のレビュー
※レビューの初期値はSABICHOU運営が様々な検証を経て設定しております。ユーザーレビューが1件でもあった場合100%ユーザーレビューに依存する形になります。
こちらからQUICPayの解説記事になります。
※この解説は、QUICpay(クイックペイ)を利用されているユーザーの声を反映したものになります。
QUICPay(クイックペイ)とは?
JCBが運営する電子決済サービスの一つで、「Quick & Useful IC Payment」の略称として世間では広く浸透しています。
事前チャージが不要なポストペイ(後払い)タイプと呼ばれる形態であり、2005年からサービスをスタートしているので、電子決済としては歴史が長いほうです。
筆者はサービス開始当時からクレジットカードの付帯サービスとして使っていますが、まだその頃はコンビニや飲食店でも使えるお店が非常に限られていました。
そのため「持ち続けていて意味があるのかな?」とも思っていましたが、スマホや他社の電子決済サービスの普及もあって、QUICPayが使えるお店が非常に増えてきた印象です。
同社ホームページによると、2022年3月末時点で、全国186万ヵ所以上で使うことができ、129万人以上のユーザーがいるので、今や国内の電子決済の代表選手の一つではないでしょうか。
クレジットカード以外でも、デビットカードやプリペイドカード、Walletアプリ等にも対応しているので、クレジットカードがなくてもサービスは利用可能です。
私は決済時の「QUICPay(クイックペイ)!」という効果音もかわいらしくて気に入っています。
QUICPay(クイックペイ)の機能・サービス内容
QUICPayは電子決済サービスなので、対象のお店であれば読み取り機にクイックペイカードをかざすだけで、簡単に支払いができます。
サービス対象店舗のジャンルも、コンビニや飲食店はもちろん、東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオなどのアミューズメントパークや、美容院などでも利用可能です。
なお、2016年からはこれまでのカードタイプに加え、Apple Payに対応したQUICPay+もサービスをスタートさせました。
以降は、みずほWalletやMUFG Wallet、Google Payにも対応しはじめ、スマホでの決済が可能となり、お財布の中にカードを持ち歩く必要もグッと減ったのではないでしょうか。
なお、QUICPay+に対応しているお店では、従来のカードタイプのQUICPayも使えます。
QUICPay(クイックペイ)を利用するメリット
QUICPay(クイックペイ)を利用するメリットは下記の通りです。
- 利用店舗が多い
- クレジットカードのポイントやマイルが貯まる
- チャージ不要
1つずつ見ていきましょう。
メリット①利用店舗が多い
QUICPayの公式サイトによれば、2022年3月末時点で、全国186万ヵ所以上で利用可能。さらに順次拡大中とのことです。
利用店舗のジャンルも非常に多く、コンビニ、スーパー、飲食店、ドラッグストア、家電量販店といった日常的なお買い物場所はもちろん、ガソリンスタンド、タクシー、アミューズメントパーク・映画館といった場所でも利用可能です。
私は平日のお昼は、会社から出て近くのお店で食べることが日課なのですが、近所はQUICPay対応店舗ばかりなので、お財布を持って出かけることもめっきりなくなりました。
メリット②クレジットカードのポイントやマイルが貯まる
QUICPayでは支払いに設定したカードのポイントやマイルを貯めることができるのも魅力です。
私の場合はJCBのANAカードを使っているので、高額なものはカード決済にしつつ、低額なものはQUICPayを使うことで地道にANAマイルを貯めています。
ちなみに、さすが運営元!と感じる点があります。支払いがJCBカードの場合、「ANAカードマイルプラス加盟店」での利用で、JCBのポイントとは別にマイルが自動的に貯まるのです。
これはマイラーには大変うれしい点です。
メリット③チャージ不要
QUICPayはポストペイ(後払い)タイプの電子決済なので、面倒な事前チャージが要りません。
これまでチャージ型の電子決済も使ってきていますが、このチャージ不要が、私が長年にわたりQUICPayを愛用し続けている理由の一つです。
レジまで来て残高が足りないとか、チャージのためにお財布を取り帰るといったことはとても非効率。
スピーディーでスマートな決済の味方です。
それに、お財布から現金を出してチャージするより、支払い設定しているカード会社からお金を出してポイントやマイルが付くので、そちらの方が断然お得です。
QUICPay(クイックペイ)を利用するデメリット
QUICPay(クイックペイ)を利用するデメリットは下記の通りです。
- キャンペーンがやや少ない
- 居酒屋の導入率がまだまだ低い
1つずつ見ていきましょう。
デメリット①キャンペーンがやや少ない
他社の電子決済サービスに比べると、キャンペーンの本数やバリエーションが少ないことはQUICPayのウィークポイントの一つです。
時々コンビニでの買い物分をキャッシュバックしてくれるようなキャンペーンもあるのですが、1ヶ月程度で終わってしまい、その後立て続けに開催ということも少ないです。
2022年8月現在では、4月から12月にかけて「9」のつく日のお買い物分を抽選でキャッシュバックしてくれるキャンペーン1本のみが開催中です。
各社・店舗とのコラボ企画や、自動販売機の電子決済でのポイント増量など、使える場所が多いQUICPayだけに、今後多様なキャンペーンが開催されることを期待しています。
デメリット②居酒屋の導入率がまだまだ低い
QUICPayの対象店舗は大変増えているのですが、残念ながら居酒屋ではまだまだ導入が進んでいるとは言えません。
後発の電子決済は使えるのにQUICPayは使えない…といった場面にもよく出くわします。
特に個人商店でその傾向が顕著です。
私はもともとあまり現金を持ち歩かずにいたいタイプなので、複数名での居酒屋精算の際も持ち合わせが足りない場合には、率先して電子決済やカード決済を名乗り出ることが多いです。
そんな時も、できればQUICPayで支払いをしたいのですが、残念ながら他社電子決済に頼ることがほとんどです。
ぜひ今後は、多くの個人経営居酒屋でも利用できるようにしていただきたいです。
QUICPay(クイックペイ)をオススメしたい人
QUICPay(クイックペイ)をオススメしたい人は下記の方々になります。
おすすめ
ポイントやマイル獲得を目指すJCBカードホルダー:
ポイント・マイルが貯まりやすい。
面倒なチャージなしで決済したい人:
事前チャージ不要で利用できる。
ある程度の支出管理ができる人:
チャージ不要と表裏一体なのが、上限額まではどれだけでも使ってしまえる点。気がつけば「使いすぎていた!」なんてことがないよう、おおよその支出状況が管理できる人のほうが向いています。
QUICPay(クイックペイ)をオススメできない人
QUICPay(クイックペイ)をオススメできない人は下記の方々になります。
おすすめできない
すでに大きな商圏のポイント獲得に特化している人:
商圏が大きいほうが当然使える場所が増えます。そういったサービスでポイントを貯めている人には、これからQUICPayに乗り出すメリットはあまりないかもしれません。
スマホでの決済に抵抗がある人:
QUICPayもQUICPay+としてスマホで決済できるようになったことで利便性が高まりました。スマホ決済に抵抗がある限りは、カードを持ち歩かないといけませんし、利用上限額も低くなりますので、そういう人はわざわざQUICPayを利用しなくても良いかもしれません。
ある程度の収支管理ができない人:
チャージ不要だけに、簡単に決済できる反面、どれくらい使っているかという支出管管理ができない人はちょっと注意が必要です。これはQUICPayに限った話ではありませんが…。
QUICPay(クイックペイ)の登録方法
まずは支払いに設定したい手元のカードが、QUICPayに対応しているか公式サイトから確認。
- 手順①対応している場合、iPhoneなら「Wallet」アプリ、Androidなら「Google Pay」アプリがインストールされていることを確認。
- 手順②「Wallet」「Google Pay」アプリで、支払いを設定したいカードのスキャンまたはカード情報を入力。
支払いに設定したいカードを新しく申込む。
QUICPay(クイックペイ)まとめ
QUICPayは、専用カードやスマホをかざすだけで簡単に決済ができる電子決済サービスです。
主なメリットは、利用可能な店舗が多い点、支払いに設定したカードのポイントが貯まる点、事前チャージを必要としない便利な点などが挙げられます。
一方で、キャンペーンの種類が少ない点、個人経営の居酒屋などではまだ導入が少ない点は、今後より充実していくことを期待したいです。
お手元のカードでポイント獲得を狙いたい方や、煩わしいチャージから開放され、スピーディーかつスマートに決済したい方にピッタリな電子決済サービスです。
キャッシュレス決済の比較一覧表まとめ
20種類のキャッシュレス決済をまとめた一覧表です。
ぜひ参考にしてください。
※横スクロール可能です。
PayPay | d払い | メルペイ | 楽天ペイ | 楽天Edy | QUICPay | au PAY | iD | nanaco | ユニクロペイ | Apple Pay | Google Pay | Suica | ICOCA | LINE Pay | ファミペイ | はまPay | ゆうちょPay | J-Coin Pay | りそなウォレット | |
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利用する | インストール | 公式サイト | 公式サイト | 紹介登録※ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
通常還元率 | 0.5% | 0.5% | - | 1.5% | 0.5% | 対応決済に依存 | 1.5% | 0.5% | 0.5% | - | 対応決済に依存 | 1% | 0.5% (JRE POINT) |
0.5% | 0.5% | 0.5% | - | 0.25% | - | - |
利用限度額 (1決済) |
50万円 | クレカと同様 | 300万円 (10万円) |
50万円 (3万円) |
5万円 | 2万円 | 25万円 | 店舗によって 異なる |
5万円 | 3万円 (1万円) |
上限なし (2万円) |
3万円 (2万円) |
2万円 | 4万円 | 100万円, 10万円 |
10万円 | 10万円 | 200万円 | 50万円 (3万円) |
対応カードと同様 |
ポイント有効期限 | なし | 48ヶ月 | - | なし | 30日 | - | 12か月 | - | 翌々年3月末 | - | - | 1年間 | 2年後の月末 | なし | 180日 | 加算・減算から2年 | - | - | - | - |
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- 電子決済
- 場所
- オンライン
※当ページの情報は記載当時の情報であり、現在の内容と異なる場合があります。詳細はこちらをご覧ください。
※解説記事部分の情報は実際にQUICPay(クイックペイ)を実際に利用されたユーザー・またはQUICPay(クイックペイ)を調査したものを記事にしております。一部、解説者の私情や考えを反映しているものがございますのでご了承ください。
QUICPay(クイックペイ)の評判・口コミまとめ(全11件)
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クレジットカードのQUICPay
還元率
6
使える場所
6
使いやすさ
6
安全性
10
特典・キャンペーン
6
クレジットカードにQUICPayが付帯されていたので、カードを通して暗証番号を入力もしくはサインするという手間のかかる支払いからタッチで決済できるので便利でした。あまり利用できるところがある印象がないのと最近ではキャッシュレス決済の流行もあり使用頻度は低いです。
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