minpakuINの基本情報
料金:2480円/月〜民泊・ホテルのオンライン受付システムです。宿泊に必要な事を宿泊者自身がおこなってくれるようになるといった特徴があります。
メリット
- 宿泊施設に人の配置がいらない
- 情報管理の手間をへらせる
- 新しくIT機器などの導入が不要
デメリット
- 初期費用や月額サービス料がかかる
- 交流できない
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こちらからminpakuINの解説記事になります。
民泊をはじめてみたけど、思ったより大変だった。
手間も時間もけっこうかかるもんだな。
そう感じている方はいらっしゃいませんか?
これからはじめようとしている方の中にも、
空き部屋を活用したいけど、宿泊者とそのたびにやりとりしなきゃいけないし、やっぱり面倒そうだな。
と考えて、なかなか踏み出せないでいる方がいるかもしれません。
民泊で、宿泊者を迎え入れるとき、カギの受け渡しや本人確認などの手続きが必要ですが、これ、面倒ですよね。
それを、リモートで済ませられるとしたら?
ちょっと興味をひかれませんか?
今回はセルフチェックインをしてもらえるサービス「minpakuIN」というサービスの詳細からメリット・デメリットまで解説していきます。
※詳細は上記の公式ページをご覧ください。
目次
minpakuINとは?
引用:minpakuIN
「minpakuIN」とは、民泊・ホテルのオンライン受付システムです。
このシステムを使うと、チェックインからチェックアウトまで次のような流れになります。
チェックイン前には、あらかじめ登録しておいた情報を利用して、宿泊者に宿泊場所までの道順やチェックイン情報などを自動送付。
宿泊施設に据え付けたタブレット端末を使って、宿泊者自身がチェックイン、チェックアウトの日程や、部屋番号、鍵番号等を確認し、入室。
チェックアウト時は、タブレット端末のチェックアウトボタンを押すだけで、完了。
チェックインからチェックアウトまでをオンラインで完結させることができます。
特徴①オンライン受付
minpakuINを使うと、タブレット端末が支給され、民泊の受付時に必要な手続きである…
- 宿泊情報の確認
- 約款へのサイン
- パスポートリーダー機器でのパスポート情報の入力
などを宿泊者自身がおこなってくれるようになります。
これらが完了すると、タブレットにカギの受け渡し画面が表示され、チェックイン手続きが完了します。
チェックアウト時も、タブレットのチェックアウトボタンを押すだけで、完了です。
直感的に操作できるようになっているので、宿泊者が操作に困ることもありません。
特徴②情報の自動取得
宿泊者情報やチェックイン、チェックアウトの情報、売上に関する情報、清掃に関することなど、情報を自動取得する機能がついています。
仕組みとしては、宿泊予約サイトで宿泊者が予約をします。
宿泊予約サイト一元管理システム(Beds24など) 経由で、宿泊者の予約情報やメールアドレスを自動取得します。
宿泊者に対してチェクイン前に、宿泊施設までの道順、チェックインコードなどを自動送付することができます。
決済についても、タブレットを利用してクレジット払いができます。ここで、売上に関する情報も自動取得できます。
また、チェックアウト後には、清掃会社に清掃の依頼メールを自動送信することができます。
特徴③コンプライアンス対策
minpakuINを利用すると、コンプライアンス対策もできます。
たとえば、個人情報保護についてです。
タブレットに入力された個人情報はクラウド上に保存されます。タブレット上には残らないため、個人情報流出のリスクがありません。
法令で定められたパスポート情報の取得や、約款へのサイン、定期借家契約の締結などにも対応可能になっています。
特区民泊、民泊新法、旅館業法では、対面又は対面と同等の手段を用いた本人確認を行うことが義務付けられています。
MinpakuINのビデオチャットによる本人確認はこの要件を満たすことが可能です。
※詳細は上記の公式ページをご覧ください。
minpakuINを利用するメリット
このminpakuINのメリットは上記の通りです。
見ていきましょう。
メリット①宿泊施設に人の配置がいらない
オーナー自身が行う場合も、人を雇って配置する場合も、一般的な民泊の仕組みでは、宿泊施設に一定時間の人の配置が必要です。
実際に対応が必要な時間はそれほど長くありませんが、チェックイン時に宿泊者が時間通りに到着するとは限りませんし、チェックアウト時も、いつチェックアウトをするのか、その正確な時間を事前に知ることはできません。
どうしても待機時間が必要なため、無駄な時間、コストがかかってしまいます。
また最近は新型コロナウイルスが流行していますし、いつまでこの状況が続くかわかりません。
今後も、感染防止の対策が求められることは間違いありません。
感染防止の観点からも、人の配置が不要であるという点は、大きなメリットになります。
宿泊者にとっても、感染防止やその他の理由で対面を避けたい方は少なくないでしょう。
対面しなくて済むという理由で、このシステムを使った民泊を選ぶ方もいるでしょうから、集客にもつながります。
メリット②情報管理の手間をへらせる
民泊を行うためには、さまざまな情報を管理する必要があります。
宿泊者の個人情報や、宿泊日程に関する情報、売上に関する情報などです。
それらを整理した上で、必要に応じて取り出したり、発信したり、分析したり。
宿泊者が予約をすれば、その内容の確認や事前のお知らせなどの連絡の必要があります。
宿泊当日にも、チェックインやチェックアウト、決済に関すること、清掃に関することなど、情報を取得して、対応する必要があります。
そういった煩雑な管理を、minpakuINのシステムを使えば、ほぼすべて自動化できます。
自動化されると、手間ひまがかからないのはもちろん、不注意で情報を紛失してしまう、流失してしまうなどのリスクも少なくなります。
現金のやりとりもありませんから、おつりの用意などももちろん不要です。
自動化によって、リスクや手間ひまがへらせるのだとすれば、使わない手はありません。
え?手動でやってたの?
おつりの用意?ってなんの話?
もうそんな時代になりつつあります。
メリット③新しくIT機器などの導入が不要
minpakuINを利用するには、インターネット回線さえあれば、新しくIT機器などを入れる必要はありません。
このサービスを利用する事業者には、専用のアプリが入ったタブレットやパスポートリーダーなどの機器が支給されます。
各種条例で定められた本人確認などのルールについても、支給された機器を使って認定要件をクリアすることができます。
専用アプリは日本語以外にも、英語、中国語、韓国語に対応しています。
もちろん、面倒な設定などもほとんど必要ありませんから、負担なくサービスを導入することができます。
コンプライアンス対策についても言葉の壁についても、いろいろ含めてまとめておまかせできるのはとても安心です。
この点も大きなメリットと言えます。
自分たちでそういった機器を導入する場合には、どの機器がよいか選定が必要ですし、設定が必要です。
そのための時間や費用もかかります。
そういったことに不慣れな方にも嬉しいメリットです。
※詳細は上記の公式ページをご覧ください。
minpakuINを利用するデメリット
また、このminpakuINのデメリットは上記の通りです。
順番に解説していきます。
デメリット①初期費用や月額サービス料がかかる
引用:minpakuIN
サービス導入には、初期費用と月額のサービス利用料が必要です。
初期導入費用として5万円、月額のサービス利用料として5,000円が必要です。
これだけの機能のついたサービスですから、ある程度のコストがかかるのは仕方がないと思いますが、
たとえば、短い期間で利用を中止するような場合には、このサービスは向かないかもしれません。
また、宿泊施設を管理するオーナーが比較的近くに住んでいて、時間に自由がになるような場合には、このシステムを使うよりも自分で管理してしまった方が低コストで済むでしょう。
あつかっている宿泊施設の規模や立地によってケースバイケースかもしれません。
時期によってはIT導入補助金などが使える場合もあり、低コストで導入が可能な場合もあります。
補助金などを使って、低コストで導入できるのであれば、ためしに使ってみるのもありだと思います。
新しく、minpakuIN LIGHTというプラン(月額2,480円)もできたようです。
引用:minpakuIN
興味を持たれましたら、問い合わせてみることをおすすめします。
デメリット②交流できない
これは、メリットの裏返しですが、minpakuINを利用する場合には、対面する必要がありませんから、直接交流することができません。
民泊を営む目的に宿泊者との顔を合わせての交流がある場合に、minpakuINを利用すると、それができません。
外国人旅行者を招き、自分の好きな観光地を紹介したり、招いた外国人の国のことについてお話したりと、民泊にはそういったよさもあります。
金銭的な利益以外の部分を考えると、このサービスを利用するとそういった部分は失われてしまうと言えるかもしれません。
ただ、新型コロナウイルスの流行が収まるまでは、どちらにしてもそういった交流はなかなか望めません。
もともとは、そういった目的で民泊をはじめられた方も、交流の手段を変えていく必要があるでしょう。
チェクインなどの受付業務はminpakuINに任せて、新たな交流の手段をオンライなどの方法で、模索するのもひとつの手だと思います。
※詳細は上記の公式ページをご覧ください。
minpakuINをオススメしたい人
minpakuINをオススメしたい人は下記のような人です。
おすすめ
民泊に関する事務の手間と時間をへらしたい人
管理する宿泊施設が遠方の人
管理する施設の規模が大きい人
minpakuINを利用すると、民泊に関する事務が大幅に削減できます。手間と時間をへらしたい人には絶対オススメです。
また、管理する宿泊施設が遠方の方や規模の大きな施設を管理されている人、複数の施設を管理されている人には、メリットが大きいと思います。
minpakuINをオススメできない人
minpakuINをオススメできない人は下記のような人です。
おすすめできない
現状に不満がない人
継続的に利用する予定がない人
自分で管理したほうが低コストな人
現状の民泊管理に不満がない方や、継続的に利用する予定がなく、1度だけやってみようという方には、オススメできません。初期費用や月額利用料がかかりますので、見合わないコストがかかってしまうかもしれません。
また、管理する宿泊施設が近くにあり、受付など手間と感じない方にとっては、必要ないサービスかもしれません。
まとめ
今回は、民泊・ホテルのオンライン受付システムminpakuINをご紹介しました。
minpakuINは、チェックイン前の宿泊者へのお知らせメールから、チェックイン、チェックアウト、クレジットカード決済、掃除の依頼など、すべてオンラインで行うことができます。
多言語対応で、コンプライアンス対策もばっちりです。
導入には、インターネット回線さえあればほかの機器の準備は必要ありません。
民泊に関する事務の手間と時間をへらしたい方には、絶対オススメのサービスです。
ぜひ導入してみてください。
今回記事を執筆するにあたり、いろいろと情報を集めていて、民泊を管理する事業者だけでなく、宿泊者にとってもとても便利な仕組みだなと感じました。
つぎに民泊を利用するときには、このシステムが導入されている宿を使ってみようと思います。
※詳細は上記の公式ページをご覧ください。
民泊サービスもチェック
※当ページの情報は記載当時の情報であり、現在の内容と異なる場合があります。詳細はこちらをご覧ください。
※解説記事部分の情報は実際にminpakuINを実際に利用されたユーザー・またはminpakuINを調査したものを記事にしております。一部、解説者の私情や考えを反映しているものがございますのでご了承ください。
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