この記事では、OfferBoxという就活サイトを実際に利用して就活をした方の体験談から、OfferBoxを利用しようか悩んでいる人向けに書かれた記事です。
OfferBoxについて不安な声がある中、それらをリアルな体験談から解決していこうと思います。
他の多くの記事は、サービスの良い部分しか執筆しないため、より不安が増えるばかりです。
この記事では実際にOfferBoxを利用されたことのある方から、普段は聞けないマイナスポイントまで聞くことによって信頼できる記事になっています。
ぜひ参考にしてください。
またこの記事を読むだけではなく、実際にご自身でOfferBoxに登録することを推奨します。
無料で登録できる上に、退会も容易にできるので一度登録してみるというのも良いでしょう。
この体験談を書いてくださった人
20代女性 まりなさん
Offerboxは、就職活動を始めたての2021年の1月頃から利用しており、オファーを頂いた企業の説明会や選考に数多く参加しました。コロナ禍の影響もあり、完全に一人で就職活動をせざるを得なかった環境下で、多くの情報をOfferboxから得ることが出来ました。
目次
OfferBox(オファーボックス)とは?
体験談に入る前に、そもそもOfferBox(オファーボックス)とはどのような就活サイトなのでしょうか?
OfferBox(オファーボックス)は、企業側から就活生に向けてオファーをしてくれるような形のオファー型の就活サービスになります。
このようなオファー型の就活サービスは、「逆求人」などと言って近年増えている就活サイトになりますが、そのたくさんある逆求人サイトの中でもトップレベルのサイトになります。
就活生の4人に1人が利用されているほど就活生にとっては登録して当たり前のような存在になりつつあるくらいすごいサービスなんです。
また、携帯アプリでも存在するので気軽にみることができるのもポイントの1つです。
OfferBox(オファーボックス)について、もっと細かな情報を知りたい方は当メディア「SABICHOU」でもOfferBox(オファーボックス)を紹介しているのでそちらも参考にしてください。
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OfferBox(オファーボックス)を利用してみて良かったところ
それでは、いよいよまりなさんのOfferBoxの利用体験談より、OfferBox(オファーボックス)を利用していて良かったところを紹介していきます。
- 会社からオファーがくる
- 自分が知らない業界についての知見を広げるきっかけになった
- 選考のプロセスが早い
※以下文章は実際にまりなさんが書いてくださった内容になります。
会社からオファーがくる
私の場合、周りに真剣に就職活動をしている人が少なかったこと、コロナ禍の影響で対面での交流が制限された状況下での就職活動だったことがあり、何から手を付けて良いか全く分かりませんでした。
何も分からない私でしたが、企業側から学生にアプローチをして頂けるOfferboxに登録したことで、様々な業界・企業を知るきっかけができ、たくさんの説明会に参加していくうちに自然とターゲットが絞られていきました。
何をすればよいか分からないからと言って行動を起こさないでいると、時間だけがどんどん過ぎていきます。
就職活動は早く始めたもの勝ちなので、ぜひOfferboxに登録をして、たくさん企業の説明会に参加してほしいと思います。
自分が知らない業界についての知見を広げるきっかけになった
私自身、元々興味が無かった業界の企業からオファーをいただいたことがあったのですが、その企業の説明会に参加したことがきっかけで、その業界に興味を持つようになり、その後の就職活動に大きく影響しました。
自発的に調べたり説明会に参加したりする会社はどうしても同じような業界に偏ってしまい、他の業界について十分に理解できないまま就職活動を終えてしまう可能性があると思います。
Offerboxのように、外部からも働きかけてくれる存在があることは、自身の知見を広げるチャンスが増えるということなので、就職活動をより充実させることができるのではないかと思います。
業界を絞り切れていない就活生には特におすすめのサービスです。
選考のプロセスが早い
私は、2月の序盤にオファーを送っていただいた企業の説明会に参加し、その流れで選考に進んで3月中盤に内定を頂きました。
企業によっては、ESを提出してから結果報告までに1か月以上かかったり、全ての選考を終えるのに3か月以上要したりすることもあるので、1カ月ほどで結果が出るのはかなり早い方なのではないかと思います。
選考期間については、企業によって当然異なりますが、Offerboxに登録されている企業は、比較的スムーズに選考が行われているケースが多いような印象を受けました。
選考期間が長すぎると、その間に他の企業の選考がどんどん入ってきてしまい、どのような企業かを忘れてしまうことも多々あるので、選考期間が短い方が早いほうが集中的に臨めます。
OfferBox(オファーボックス)を利用してみて微妙だったところ
さて次は、OfferBox(オファーボックス)を利用してみて微妙だったところについて回答してもらったものをお見せしたいと思います。
良い部分だけではなく悪い部分も知っておくことで、より利用しやすくなるかと思います。
- 必ずしも自分の理想通りの会社に出会えるとはかぎらない
- 大企業を目指す学生には向いていない
※以下文章は実際にまりなさんが書いてくださった内容になります。
必ずしも自分の理想通りの会社に出会えるとはかぎらない
私はOfferboxでオファーを送っていただいた企業から内定を頂いたのですが、最終的には別のルートで選考に参加した企業に内定承諾をしました。
これについては、Offerboxで出会った企業に不満があったからということではなく、私の理想に近い会社を他で見つけたからです。
就職活動も中盤、終盤になると、自己分析や企業分析も着実に進み、徐々に自分のやりたいことが明確になっていきます。
理想が固まっている場合は、オファー形式のOfferboxよりも、自力で調べた方が、確実に理想に近い企業に出会えると思います。
Offerboxでは、私が理想としていた会社は見つけられなかったので、微妙だった点として取り上げさせていただきました。
大企業を目指す学生には向いていない
私は、将来的には大きなプロジェクトに参加したいという気持ちが強かったため、就職活動中盤からは大企業を目指すようになっていました。
あくまで私の印象ですが、Offerboxに参加している企業は中小企業が中心で、私のやりたいことが叶えられる企業は見つけられませんでした。
これに関しては、私の方向性が合わなかったというだけで、人によりけりだと思います。
私のように、大きな規模の会社で働きたいと思っている就活生には、もしかしたら合わないかもしれません。違うルートで企業を探すことをおすすめします。
私自身、就職活動を始めたての頃は、業界研究の目的で頻繁に利用していましたが、的が絞られてからはほとんど利用しなくなりました。
OfferBox(オファーボックス)によくある質問を検証
さて、それではせっかくなのでOfferBox(オファーボックス)に関する多くの人が持っている疑問について、その秘密を暴いていきましょう。
実際の体験談をもとに、よくある質問に回答していただきました。
※以下文章は実際にまりなさんが書いてくださった内容になります。
検証①Offerbox(オファーボックス)の写真はどのようなものにすれば良いのか?
メインの写真は、無難な証明写真が良いと思います。(写真は合計で3枚ほど載せることができます。)
証明写真ボックスで撮っても問題はないですが、やはり顔写真はその人の印象を決定づけるものだと思うので、私は写真館で撮りました。
「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえるように、清潔感や誠実さが伝わるような写真を選びました。
その他の写真については、自分の普段の姿をありのままに写したものが良いと思います。
証明写真がかしこまっている分、その他の写真は真面目なものを選ぶ必要はないと思います。
自分らしさが伝わるものを選びましょう!
検証②Offerbox(オファーボックス)に参加企業はどのような企業が多いか?
私はインターネット系の企業を中心に見ていたので、その他の業界の企業については詳しくは分かりませんが、比較的小規模な会社が多かったように感じました。
中には、大手企業の関連会社や子会社もありました。
また、ニッチな領域に事業を展開している企業からオファーを頂いたこともあり、自分の全く知らない業界について知ることも出来ました。
そのような意味でも、Offerboxには新しい発見が多く、就職活動を進める上で非常に参考になりました。
検証③Offerbox(オファーボックス)でオファーしてくれる企業は実際にいるのか?
います。ただし、プロフィール欄を充実させることが必須です。
Offerboxのプロフィール欄には、ESのような設問があり(自己PR、ガクチカ、長所・短所など)、充実させればさせるほどオファーが来る確率はあがると思います。
とはいえ、とにかくたくさん書けばいいというものではなく、分かりやすさがとても重要なので、誰かに添削してもらった方が良いと思います。
プロフィール欄は分量も多く、めんどくさいと感じてしまうかもしれませんが、手を抜かずに丁寧に書くことをお勧めします。
検証④Offerbox(オファーボックス)の過去のエピソードには何を書けば良いのか?
自分らしさが分かるエピソードが良いです。
いくらよく書けた文章でも、当たり障りのないエピソードだと他の就活生に埋もれてしまうと思います。
特に、自己PRやガクチカは、皆が似たようなエピソードを書く傾向にありますが、周りに流されずにオリジナリティあふれるエピソードを書いてください。
人事の方は、数えきれないほどのエピソードを目にしてきているので、「またこのエピソードか」と思われないように、面白いものを書くことをお勧めします。
Offerbox(オファーボックス)を利用してみた感想
結論から言うと、ぜひ利用してほしいと思います。
私は元々就職活動に対して、「めんどくさい」「どうしたらよいか分からない」というマイナスなイメージしか持っていませんでしたが、Offerboxのおかげでたくさんの会社と出会い、多くの知識を身に付けたことで将来像を固めることができ、段々と就職活動に対して意欲的になることができました。
Offerboxで必ず自分の理想とする会社に出会えるとは言い切れないかもしれませんが、企業を選ぶ前提として、様々な業界、様々な企業を知ることはとても重要です。
Offerboxでは、自分が知らない企業からオファーが来ることもあるので、新たな発見も期待できるのではないかと思います。
特に、就職活動を始めたての方、業界が絞れていない方にお勧めしたいと思います。